主演・横浜流星が引き合わせた、
原作・凪良ゆう×監督・藤井道人

「Netflixシリーズ『新聞記者』(22)や『ヴィレッジ』(23)ほか多くの作品を一緒に作ってきましたが、流星がいま『汝、星のごとく』そして櫂という役を生きたい、と思う気持ちはとてもよくわかりました。彼はきっと《誰かのために生きる人》、そして《役のために生きること》を自分のテーマに掲げているのだと思います。瀬々敬久監督の『春に散る』(23)ではボクシング、李相日監督の『国宝』(25)では歌舞伎を習得し、『汝~』では15年という長い年月を背負い、映画の中で生きることに挑戦したいのだと。そうした想いが伝わってきて、断る理由はありませんでした」
時を同じくして、話題沸騰中の本書の映像化権をめぐるコンペティションが開催され東宝が取得。奇しくも同じ夢を見ていた2つのチームが意気投合し、合体して映画『汝、星のごとく』の礎が築かれた。キャスティング等が本格的に始まる前に、メモリアルな場が設けられたという。「撮影の約2年前、2023年8月に凪良先生と流星、編集者さんやプロデューサー陣を交えて今治のおんまく花火を見に行ったんです。そこで皆で花火を見て、おいしいご飯を食べて、打ち解けて『じゃあよろしくお願いします』って(笑)。そんな始まりでしたね」とファーストコンタクトがいわば決起集会となった。「その会で、凪良先生のお人柄を知れたのも大きかったです。僕は流星が出演した『流浪の月』の愛読者で、とても映像的な凪良先生の文章を自分が映画化するプレッシャーを感じていましたから。先生はなんとも人懐っこい方で、彼女の作品で描かれる『様々な愛の形をただ受け入れて肯定する』を地でやっていらっしゃる方だと感じました」











