映画『汝、星のごとく』

PRODUCTION NOTES

主演・横浜流星が引き合わせた、
原作・凪良ゆう×監督・藤井道人

監督・藤井道人と俳優・横浜流星。両者は、根強いファンを誇る『青の帰り道』(18)から日本アカデミー賞3冠を成し遂げた『正体』(24)まで、映画・ドラマ・CM・MVとフィールドを問わずに共闘してきた正真正銘の盟友だ。「『次、何やる?』が常に僕らの中にある」という藤井監督は、横浜から「一緒にやりたい企画がある」と凪良ゆうによる小説『汝、星のごとく』が送られてきた日のことを振り返る。2022年8月に本書が発売されて、程なくのタイミングだった。

「Netflixシリーズ『新聞記者』(22)や『ヴィレッジ』(23)ほか多くの作品を一緒に作ってきましたが、流星がいま『汝、星のごとく』そして櫂という役を生きたい、と思う気持ちはとてもよくわかりました。彼はきっと《誰かのために生きる人》、そして《役のために生きること》を自分のテーマに掲げているのだと思います。瀬々敬久監督の『春に散る』(23)ではボクシング、李相日監督の『国宝』(25)では歌舞伎を習得し、『汝~』では15年という長い年月を背負い、映画の中で生きることに挑戦したいのだと。そうした想いが伝わってきて、断る理由はありませんでした」

時を同じくして、話題沸騰中の本書の映像化権をめぐるコンペティションが開催され東宝が取得。奇しくも同じ夢を見ていた2つのチームが意気投合し、合体して映画『汝、星のごとく』の礎が築かれた。キャスティング等が本格的に始まる前に、メモリアルな場が設けられたという。「撮影の約2年前、2023年8月に凪良先生と流星、編集者さんやプロデューサー陣を交えて今治のおんまく花火を見に行ったんです。そこで皆で花火を見て、おいしいご飯を食べて、打ち解けて『じゃあよろしくお願いします』って(笑)。そんな始まりでしたね」とファーストコンタクトがいわば決起集会となった。「その会で、凪良先生のお人柄を知れたのも大きかったです。僕は流星が出演した『流浪の月』の愛読者で、とても映像的な凪良先生の文章を自分が映画化するプレッシャーを感じていましたから。先生はなんとも人懐っこい方で、彼女の作品で描かれる『様々な愛の形をただ受け入れて肯定する』を地でやっていらっしゃる方だと感じました」

30代を締めくくる
「卒業制作」のつもりで臨んだ藤井監督

初期段階での凪良とのチームアップ、東宝が製作を買って出るなどスムーズに映画化企画が進み「制作段階で苦労したことは全然なかったのが正直なところです。大河ドラマの撮影期間だった流星のスケジュール確保くらいでしょうか」という藤井監督。

彼自身も、『汝、星のごとく』に懸ける3つの理由があった。「一つは、僕自身も15年を生き抜く横浜流星を見たかったこと。僕たちの関係が始まって10年になりますが、一つの集大成として彼に『正体』を超える役を生きてほしいと思っていました。二つ目は、本作が一人の女性がどう自分の足で立って生きていくかを見つめた話でもあること。僕はこれまで“ザ・男の子”みたいな作品が多く、女性の生き方に真正面から向き合って映画を作りたいと思ったことがあまりなかったのです。今回は暁海役の広瀬すずさんにお知恵をお借りし、安達奈緒子さんの脚本に胸を借りながら、一人の女性を描き切ることを自分の中での挑戦に掲げていました。そして三つ目は、本作が僕の30代最後の作品であること。自分の第1章を締めくくる卒業制作にしたいというのがモチベーションでした」

暁海に実像を与えた
脚本・安達奈緒子の提言

その気概が、「原作が持っている素晴らしさに乗っかった塗り絵ではなく、映画としてどう再構築するか」を試行錯誤する糧となった。まずは脚本制作。単行本にして344ページに及ぶ原作小説をそのまま約2時間の映画に収めるのは物理的に難しい。「僕が脚本作りに合流する前に、西野智也&今井翔大プロデューサーと安達さんで打ち合わせを進めてくれていた」うえで、藤井が提案したのは観客の想像力を信じ、余白を大切にした3章構成とそれをフックにした映画的なエモーションの魅せ方を融合させたプランだった。

「自分自身が余白を信じきってないまま映画を作っていた時期もありました。そこには商業映画の監督としてわかりやすさを重視し、多くの観客に受け入れてもらいたいという想いが少なからずあったと思います。ただ今回は、そこを放棄せずに余白も信じたかった。自分がこれまで行ってきた映像の魅せ方で、最後どうカタルシスに持っていけるか――やったことがないからこそ、挑戦したかったのです。詳細は見てのお楽しみということで伏せますが、どうかご期待ください」

藤井自身が日本大学芸術学部の脚本コース出身であり、監督・脚本を兼任することも多い。とはいえ、その意図を脚本段階で周囲に伝えきるのは難しく、試行錯誤が続いたという。特に藤井は「原作にある内容や感情を人が演じたときにどう豊かに見えるかが大事で、セリフをそのまま再現することは必ずしも重視していない」という独自の理論を持っているが、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」や「きのう何食べた?」シリーズを手掛けてきた安達のサジェスチョンが大きな影響を与えた。

「あるとき、僕がセリフをカットしようとしたら安達さんが申し訳なさそうに『でも、このセリフは聞きたいんです』と仰ったのです。暁海を一人の女性として見つめ続けてきた彼女の“この言葉をちゃんと残したい、観客に届けたい”という意図を感じ、僕はとても感動しました。暁海の芯の強さを引き出せたのは、安達さんのおかげです」

なお脚本の改稿作業は2025年7月のクランクインまで約2年間続いた。藤井組は『余命10年』(22)『青春18×2 君へと続く道』(24)をはじめ、劇中の季節と実際の季節を連動させて撮影スケジュールを組むことが多い。そのため『汝、星のごとく』も2025年7~8月の《夏編》と11~12月の《冬編》の2部制となり、夏編を経て冬編までの間にさらなる脚本のブラッシュアップが行われた。

監督人生を彩った
思い出のカメラを章ごとに駆使

映画『汝、星のごとく』の3章構成には「1999・2005・2019年の3つの時代を描いた『ヤクザと家族 The Family』(21)のセルフオマージュ」の意図もあるという。同作では時代に合わせて画面のアスペクト比を変更したが、今回は撮影監督・今村圭佑と共に質感の異なる3つのカメラを使い分けている。

「僕たちの実人生15年とも重なるものにしたいと思い、第1章では僕と今村が当時お金を出し合って買ったデジタル一眼レフ『EOS 7D』、第2章は自分たちのキャリアを引っ張ってくれた『ALEXA』、第3章は自分たちの映画人としての覚悟を込めて『35mmフィルム』を選びました。『港のひかり』(25)でキャメラマンの木村大作さんからフィルム撮影を学び、先輩たちへのリスペクトとその意志を継いでいく気持ちで。1度きりしか撮れないものを刻んでいく35mmフィルム撮影は、第3章のテーマである“時間はもう巻き戻せない”とも合致すると思ったのです。とはいえデジタルに比べてフィルムは高価なためそのぶん予算は膨らんでしまいますが、東宝の皆さんが快諾して下さいました。音に関しても第1章は主観的なステレオライクに、世界が広がる第2章は5.1chのサラウンドを活かし、第3章はアナログ卓に音を戻しデジタルの音色を和らげるなど録音技師の根本飛鳥たちと共に試行錯誤しました。さらに、劇伴についても『波のように構成したい』と大間々昂と話し合い、メインとなるメロディラインを作ったうえで年齢や人生の変化により派生しつつ、第1章では鳴っていた音が第3章では鳴らなくなったりと変化を加えています。宮守由衣が担当した美術も章ごとにテーマカラーを設定しており、こだわっていない場所はないと言い切れるほど各部署がやり切ってくれました」

なお、櫂が上京してすぐに住み始め、第3章で戻ってくるアパートとその周辺は、高円寺を中心に藤井監督の地元である中野でもロケを実施。ノスタルジーを画面にもたらしている。そして主題歌を手掛けたのは、藤井が監督したドラマ「100万円の女たち」(17)で主演を務め、『余命10年』や『パレード』(24)に楽曲を書き下ろした野田洋次郎(RADWIMPS)。「どうしても主題歌をお願いしたい」という藤井の熱意に応え、櫂と暁海の15年を切なくも感動的に彩る名曲「夕星-ゆうづつ-」を生み出した。

撮影用に花火を打ち上げ&
今治ロケで生まれた絆

「汝、星のごとく」を象徴する存在が、花火。櫂と暁海にとって「一緒に花火を見る」は大切な思い出/約束として在り続け、全編を通して2人の切ない距離を彩っている。劇中でも実際のおんまく花火が登場するが、撮影当日は藤井と今村が2班に分かれて「ホテルから見える花火」「砂浜から見える花火」をそれぞれ撮影。それだけではなく、今治市協力のもと、撮影のためだけに特別に高価な花火を打ち上げるなど、花火の魅せ方に徹底的にこだわった。そうした制作陣の熱意を受け、2026年8月に開催されたおんまくで『汝、星のごとく』をイメージしたコラボ花火が打ち上げられた。

藤井によれば、撮影期間中には今治に暮らす地元の方々とも花火を通じた心温まる交流があったという。「今治の方々にはおんまくだけでなく能島夢花火にも呼んでいただいたり、ロケ地やエキストラにもたくさん協力いただき、炊き出しなどもしてくださいました。ただお邪魔するだけでなく、この人たちと一緒に映画を作っているんだ、映画って人と人をつなぐものなんだと感じられてとても楽しかったです」

海、空、島、町――本作が瀬戸内の美しい風景の数々を余すところなく映し出せたのには、制作陣と地域の人間同士による本物の絆が大きく寄与しているのだ。

監督人生No.1のカットをもたらした
広瀬すずの熱演

櫂の運命の相手である暁海を演じるのは、『流浪の月』で主演を務めた広瀬すず。同じ凪良の原作であり横浜も出演していることから、プロデューサー陣含めて何度も話し合いがもたれた。「暁海役は自分の中でもずっと空白のままでした。ただ、今一番やってみたい俳優は誰かと問われたときに、やはり広瀬すずさんにご相談できないか、と。流星との相性も抜群ですし、ご本人も快諾いただいてこのコンビに決定しました」

撮影を通し、「日本を体表する女優の一人である理由が分かった」という藤井。「広瀬さんの連続ドラマ初主演作『学校のカイダン』(15)の福井雄太プロデューサーが『どんな局面のどんな演出に対しても必ず応えてくれる方』と話していましたが、僕が現場で『こうしたいんです』と演出した際、広瀬さんは絶対に『はい』としか言わず、かつ実現できてしまう。この15年間をどう描くかを真剣に考えてきてくれて、声の高低や姿勢、目線の一つひとつで丁寧に体現してくれる一方で、エゴイスティックじゃないところが本当に素晴らしかったです。衣装やメイクを信じてただそこに立っていてくれる俳優部と仕事ができ、大きな財産になりました」

藤井監督は細かく微調整を繰り返しつつ精度を上げていくスタイルを取っており、シーンによっては相当数のテイクを重ねることになる。プロポーズした櫂に対して暁海が別れを切り出す重要なシーンはナイターシフト(夜から朝方にかけての撮影)で行われ、様々なアングルでの撮影を繰り返したが、広瀬はその都度感情の微細な揺れを全身全霊で体現し、高い要求に見事に応えきった。

その先に用意された第3章の撮影は35mmフィルムのため容易に撮り直せない“縛り”があったが、藤井は「過去1番の広瀬すずを撮れた」と断言する。「ラストシーンでは、自分が撮ったとは思えないほど良い広瀬さんの芝居をフィルムに収めることができました。自分が死ぬ前に思い出すのは、きっとあのカットでしょうね」

なお同シーンの撮影時は、暁海の手元だけを映すカットでも泣き続け、フィルムの交換に時間を要するなかでも広瀬は一切集中力を切らさない。藤井からは「もう2間(ま)ください」といった演出も飛んだが、即座に対応してみせた。その熱演に思わずもらい泣きするスタッフも見られるなか、オールアップを迎えた瞬間に日が沈み始める。天候にも愛される奇跡的な現場となった。

東京での暮らしを見守る人物を生きた
松村北斗・濱田岳・中村アン

横浜流星、広瀬すずをはじめ、豪華な俳優陣が勢ぞろいした『汝、星のごとく』。櫂とコンビを組む漫画の作画担当・尚人に抜てきされたのは、藤井監督が「その年に公開された日本映画で1番好きだった」という『夜明けのすべて』(24)で輝きを放った松村北斗。

「流星やプロデューサーたちとも『櫂と尚人の友情はとても大切』と話し合い、何年も共に漫画を作ってきたパートナーを演じてほしいと思いダメもとで松村くんにオファーしたら、なんと受けてくださいました。とてもニュートラルな方で、体型をはじめとした様々な変化のある役や僕の演出を快く受け入れてくれて、濃密な時間を過ごせました。いつか松村くん主演で映画を撮りたいです」

フラットでありながら人物理解度の高い芝居が松村の持ち味だが、芯を食った演技プランには藤井も舌を巻いたという。「尚人が久々に櫂と再会するシーンの段取り(動きの確認)で、松村くんが話す瞬間に痰(たん)が絡んだような話し方をしていたんです。最初は偶然かと思っていたら、本番でまたやって“これは計算だ”と驚かされました。尚人はずっと人と喋っていなかったから、そうなるはずと彼自身が考えたのでしょうね。そうした細かい部分のこだわりを大量に入れてくる俳優で、本当に楽しかったです」

櫂と尚人をプロに導く編集者・植木には、藤井のドラマデビュー作「湊かなえサスペンス 望郷」(16)で主演を務め、Netflixシリーズ「イクサガミ」(25)でも共闘した濱田岳。そして植木を通じて櫂に小説を打診する編集者・二階堂には中村アンが選ばれた。「植木のモデルとなった方とお話しして、この人たらしな部分を体現できるのは名優・濱田岳しかいないと確信しました。『イクサガミ』の撮影中に『来年、どうしてもやってほしい役がある』とオファーしましたね。中村さんについては『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』(22)で共演した流星から素晴らしい俳優さんだと聞いていて、東京のキャリアウーマンを地でやってくれる方として真っ先に浮かびました。演出もしやすく、くらいついてきてくれてありがたかったです」

尾野真千子・木村佳乃・
石田ゆり子・長谷川博己の躍動

恋多き女である櫂の母・ほのか役は『ヤクザと家族 The Family』で組んで以来、信頼の厚い尾野真千子。「櫂という人間の人生を変え、決定づけてしまった一人でありながら、どこか少女性があり憎めない役です。尾野真千子先生しかいないと即オファーしました。尾野さんと広瀬さんはNetflixシリーズ『阿修羅のごとく』(25)でも共演していますがタイプがとても似ていて、本番3秒前まで談笑しているのにカットがかかった瞬間に役に入って大泣きし、一発OKを繰り出してまたケロッとした顔に戻るんです。映画に愛されているな、と改めて感じました」

夫の浮気により心を病んでいく暁海の母・志穂役には、テレビドラマ「アバランチ」(21)で組み、藤井が「こういった役を見たかった」と語る木村佳乃。「佳乃さんは森田芳光監督の『失楽園』(1997)で映画デビューされましたが、映画女優としての凄みを見せつけられましたね。本番では感情の蛇口が壊れたのかというくらいの熱演を披露してくれましたが、その前からずっと涙を流しているんです。時代を生き抜いてきた俳優部の胆力を思い知りました。それでいてとても明るい方で、佳乃さんの『おはようございます』から現場が始まるくらいムードを作ってくれる。人としてもとても尊敬できる俳優さんです」

暁海の父の不倫相手でありながら、刺繡作家としての自立した生き方にどうしようもなく憧れを抱かせる瞳子を託されたのは、石田ゆり子。「面談をさせていただいた際、まるで妖精のような方だと感じました。とても穏やかで、自然の中に身を任せて生きているような。石田さんとお話しして、森の中にひっそりと暮らす瞳子のイメージがパッと浮かんできました」。藤井と石田は初タッグだが、本作にかける熱意に心打たれたという。「石田さんから髪を切って臨みたいとご相談いただいたときは嬉しかったですね。自分からはなかなか言えないことなので感謝しています。石田さんは『こんなに演出されたのは初めてです』と仰っていて申し訳なく思いますが、こちらの粘りにとことん付き合って下さいました」

櫂と暁海を見守る教師にしてメンターの北原を務めるのは「ミステリアスだが愛が見えて、ニュートラルな俳優」としてイメージがぴったりだったという長谷川博己。「ご本人はユーモアもありおしゃべり好きなキュートな方ですが、長谷川博己という俳優の最大の魅力はカメラ前に立ったときの圧倒的なオーラ。どうしてこんなに絵になるんだろうと思いながら撮影していました。櫂・暁海との三角関係ではない形にしたいと考えていましたが、長谷川さんが想像を超える北原先生を見せてくれました」

正真正銘の「役を生きる」を
全うした横浜流星

そしてやはり、観る者を驚かせるのは横浜流星の神がかり的な役への入り込みだろう。第3章では、なんと40キロ台まで体重を絞り込み、広瀬をして「流星くんを見ているだけで自然と感情があふれてくる」と言わしめた。

「あらゆる部分に責任を持って取り組んでいましたね。寝る間も惜しんで関西弁の練習をしたり、肉体的な変化があっても変わらない櫂の癖を細かくディスカッションを重ねて作り上げていました。完璧というものはないかもしれないけれど、精神的にも肉体的にも一切妥協せずに努力をし続ける姿を座長として彼が見せ続けてきたからこそ、スタッフ・キャストが櫂と暁海を見守る構図で映画を作れたと思います」

藤井組では本番の合間になると横浜がモニター前に陣取る藤井の元を訪れ、細かいすり合わせを行うのが常。本作ではそれに加え、方言指導の先生の前に駆け付けてニュアンスを確認し、熱心に反芻していた横浜。全体スケジュールの最終日となるラストシーンの撮影では、横浜の出番はないものの率先して現場に帯同。櫂との想い出の地で独り涙を流す暁海=広瀬の姿を見守り続けていた。

そうした驚異的な献身性が実を結び、迎えた初号試写。見届けた原作者・凪良が終映後も涙が止まらず、箱ティッシュが必要になるハプニングも。横浜・広瀬らと共にその光景を目撃した藤井は「本当に安どしました」と笑顔を見せる。「原作者の先生が最初のお客様ですし、とても緊張しました。気に入って下さったのなら自分の責務はひとまず果たせたのかなと思います」
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