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映画『汝、星のごとく』

2026年秋公開

横浜流星 広瀬すず 原作:凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社文庫) 監督:藤井道人 脚本:安達奈緒子 制作プロダクション:TOHOスタジオ ドラゴンフライ 配給:東宝
凪良ゆう珠玉の一作を横浜流星×広瀬すずのW主演・監督:藤井道人で実写映画化!
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風光明媚な瀬戸内の島に転校してきた高校生の櫂と、 その島で育つも親の問題に悩む暁海。 心に孤独を抱えた二人は惹かれ合い恋に落ちるが、 それから二人の人生は大きく動き出していく……。 これはあまりにも切ない、 年間にわたる二人の愛、そして選択の物語。

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COMMENT
横浜流星青埜櫂
コロナ禍でふと手に取った小説が凪良先生の『流浪の月』でした。
繊細な心情描写、言葉の力、正しさや現代社会への問いかけ。
美しさと残酷さが同居している世界観。
全てに心を掴まれ、映画化に携わることができ、転機となった作品になりました。
その後も一読者として楽しませて頂き、『汝、星のごとく』に出会いました。
読んだ瞬間、瀬戸内海の綺麗な景色の中に、自分が櫂として生きたいと思い、
僭越ながら凪良先生、藤井監督に長々と自分の想いを伝え、
快く受け取って下さいました。
この作品を映画にするなら、
人物や世界観を更に魅力的にさせる藤井監督しかいないですし、
『流浪の月』でご一緒したすずちゃんが暁海として生きてくれる。
奇跡の連続が起き、撮影が始まる前から感無量で、皆様に心から感謝しています。
責任を持ってこの作品の素晴らしさを皆様に届けますのでご期待下さい。
広瀬すず井上暁海
演じるのが凄く楽しみだなぁ、と思いながら本を読ませて頂きました。
何とも言えない、でも素直な愛のかたちが沢山あり、
主人公2人の世界を丁寧に、優しく寄り添っていけたらいいな、と思います。
そして、個人的に、いつか藤井組に参加してみたいと思っていたので、
監督の現場に立てる日が来た事をとても嬉しく思います。
監督と何度もやられている流星くんがいてくれるので、
思いっきり頼りたいと思います。
藤井道人/監督
『汝、星のごとく』監督の藤井道人です。
この作品は、主演の横浜流星の熱い想いから実現した映画であり、その想いに僕も応えたい一心で覚悟を持って鋭意製作中です。
また、広瀬すずさんとのはじめての作品創りも心から楽しみにしています。
瀬戸内海の美しい景色と、素晴らしい凪良先生の原作、脚本の安達奈緒子さんの繊細な脚本の映像化は自分にとっても新しい挑戦になると思うので、是非応援いただけると幸いです。
撮影でお邪魔するロケ地の皆さま、何卒宜しくお願いいたします。
安達奈緒子/脚本
小説を拝読して、この作品は女性が自分自身として生きることの難しさと孤独、
責任を描き切っていると感じました。ですが読み解くうちに、《役割と自由》の間に立たされ、
引き裂かれてきたのは女性だけではない、これは全ての人々の苦闘の物語だと気付かされます。
櫂と暁海は本当に真面目です。二人を中心に繋がっていく人々も皆同じで、凪良ゆう先生が生み出す人物は全員必死。だから目が離せないのです。
彼らの人生を生身の人間たちで表現するとしたら。ぜひ書いてみたいと思いました。
横浜流星さんと広瀬すずさんという魅力あふれるお二人が恋人たちを演じ、
藤井道人監督が二人の心の移ろいと年月の機微を形にしてくださいます。楽しみでなりません。
『汝、星のごとく』はさまざまな愛の物語ですが、全員の切実な叫びでもあると感じています。
その声を受け取っていただけたらと思います。
凪良ゆう/原作
人は心にさまざまな一番星を持っています。つらいときや悲しいとき、楽しいときに思い出す一番星。
恋人、家族、親友……ペットや記憶もそんな星かもしれません。『汝、星のごとく』という小説はわたしの作家人生における一番星のような存在です。二度目の本屋大賞受賞という奇蹟をいただいた贈呈式で、「この小説を応援してくれたすべてのみなさんが、わたしにとって輝ける星です」とお話しさせていただきました。多くの人と巡り逢わせてくれた、この小説はわたしの宝物です。
その小説がこのたび映画になります。しかも横浜流星さんと広瀬すずさんという、わたしにとって大切な存在であるお二人と再びご一緒できる幸運とともに。監督の藤井道人さん、脚本の安達奈緒子さんをはじめとした映画チームも、この物語を光り輝かせてくれていることを日々感じています。
どうか映画に生まれ変わる『汝、星のごとく』のきらめきが、あなたのもとにも届きますように。
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ORIGINAL
[ 原 作 ]
凪良ゆう『汝、星のごとく』
(講談社文庫)